事例紹介

【名古屋市内】避雷針改修工事

  • 今回はマンションの屋上にある避雷針設備の取替作業をご紹介します。避雷針は建築基準法第33条に『高さ20mを超える建築物には有効に避雷設備を設けなければならない』とされています。※周囲の状況等による。

  • 新品の避雷針部品です。写真手前の『突針』は落雷を受け止める受電部の役割をしており、写真奥の『支持管』の先端に接続されます。取り付けの前に微調整をして配置していきます。

  • 既設の支持管です。今回、建物の大規模修繕に合わせて実施しましたので現場に配備してありました大型クレーン車を使用し、取り替えしました。

  • 新品の支持管の取付作業です。撤去時と同様クレーン車にて吊り、作業箇所には足場を組んで安全に配慮し作業しました。今回の作業では架台と端子は既設品を流用しています。劣化具合によってはこちらも取替が必要となってきます。

  • 支持管組付け後の様子です。倒壊しないようしっかりとナット締めをするのと端子の再接続を行います。また既設の架台に軽度の錆がありましたので亜鉛スプレーを塗布し錆予防をしています。

  • 作業完了後の様子です。避雷針設備は概ね15年~20年が交換時期と言われています。ですが支持管や金具が錆びると倒壊の恐れや突針がズレ落下してくる恐れもあります。定期的なメンテナンスも行い未然に事故を防ぎましょう。

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